パイオラックスUK 20周年記念式典開催
No.2015_01(2015年09月29日 更新)
Piolax Ltd, UKは、北西イングランドに位置するランカシャー郡アクリントン市(マンチェスター市から約50km)に、1995年8月に設立されました。 今年、2015年は設立20年の節目の年となりますので、8月14日に社員全員が参加して記念行事を開催いたしました。 当日はくもり空で時折り雨が降るという、イギリスらしい天候の中、記念行事は20周年記念の植樹からスタートしました。今回植樹に選ばれたのは、日本の楓(カエデ)の木です。 5年前に開催された15周年記念行事でも植樹を行いましたが、その際は八重桜でした。 今回は、桜とはやや違った日本の風情を感じさせてくれる樹木が良いのでは、という現地スタッフの発案から楓となりました。これから、植えられた楓の成長と四季に合わせて、鮮やかな緑や真紅で目を楽しませてくれるものと思います。
植樹祭の後は、場所を会社近くのホテルへ移しての式典です。 はじめに日本からのゲストの島津社長より、20周年の祝辞とともに、パイオラックスグループの最新業績や近況報告、パイオラックスUKの今後の発展への期待が寄せられたスピーチがありました。 続いて、歴代のUK社長からのお祝いメッセージが紹介されました。 設立間もない時期は工場も今の約半分と小さく、生産・売上も十分でなかったことから独立会社として収益を上げることが難しかったこと、しかし従業員一同の努力により、毎年毎年と業績向上を図り、遂には黒字化に成功したこと等、当時の苦労と喜びが紹介されました。 参加者は、メッセージを聞きながら、各々自身の過去を思い出していたと感じました。 歴代社長および現社長のスピーチの後は、長期(10年)勤続者の表彰です。 創立15周年の時点でも10年勤続者は20数名いましたが、今回も15名の対象者がいました。 各々の名前が呼ばれると、スクリーンに顔写真が映し出され、ステージへ歩み出て記念品の授与を受けましたが、対象者は皆、嬉しさと誇らしさとで一杯の様子でした。
式典の後は、いよいよお楽しみイベント! 参加者を10チームに分け、各種のゲームをチーム戦で競う方式です。 ボールを蹴ったり、波乗りをするような体を使うものあり、大型パズルなど頭脳プレーが必要なものありと、2時間という時間があっという間に過ぎてしまいました。 イベントの最後は、10チーム中、上位3チームによる優勝をかけた大相撲大会です。 お相撲さんスタイルの着ぐるみと土俵マットが用意された上で、チーム代表者による真剣勝負!・・・とはいっても肉厚の着ぐるみ・ちょんまげ姿ですから、傍目には楽しくダンスを踊っているようにも見え、応援の中には笑い声が多かったといえます。
見事に優勝を勝ち取ったチームには優勝カップとともに、F1優勝のようにシャンパンも贈られました。17時からの食事会開始の際に、ポン!と栓を抜く音が響きました。 20周年を振り返り、そしてこれからの25周年、30周年へと歩み出すための記念日として有意義な一日となりました。