第15回 セキュリティ分野におけるばね
みなさん、こんにちは。 さ~、今年もゴールデンウィークがやってきますね。 休暇の過ごし方は、もう決まりましたか? 車でお出かけの方は、安全運転に心がけてくださいね。
さて、今回も、ちょっと変わった使われ方の「ばね」をご紹介しましょう。 それは、セキュリティ分野で使われている「ばね」です。 ん~、と言われても(多分)ちょっと想像しづらいかもしれませんね。 パイオラックスが取り扱っている「セキュリティ分野のばね」は、主に以下の2つです。
1. 現金袋用のばね(封印具) 2. コンテナ車用のばね(封印具)
これらの「ばね」(封印具)は、一度封印すると、破壊しない限り開封できないため、不正行為防止に役立っています。 簡単に説明しますね。
実は、銀行、自動販売機、競馬場、警備会社などの硬貨を取扱う業界において広く採用されているのです。 高いセキュリティと安心を提供している封印用バンドです。 この「ばね」(封印用バンド)の主な特長は以下です。
・一度封印したら、封印具を壊さないかぎり開封することができない。
・取り外すためには、カッターやハサミ等の道具類は不要(指先だけのワンタッチ操作で取外し)。作業の効率化を図れます。
・低温にも耐える材質なので、冬期でも破損しない。
これも輸送業界において広く採用されているのです。 高いセキュリティと安心を提供している封印用バンドです。 この「ばね」(封印用バンド)の主な特長は以下です。
・一度封印したら、引きちぎらないかぎり開封することができない。
・取り外すためには、カッターやハサミ等の道具類は不要(指先だけのワンタッチ操作で取外し)。作業の効率化を図れます。
・行先板(いきさきばん)とのセット使用が可能であり便利。
さて、今回はここまでです。 こんな分野にも「ばね」が使われていたなんて、驚きですね。 こうして、私たちの「大切なモノ」が安全に保管されたり、運ばれていたんですね。
【お詫び】 実は前号の終わりに「次回は、スポーツとばねについてお話します(今年はオリンピックが開催されますので)」と予告させていただきましたが、このテーマは次回(オリンピック直前)に延期させていただきました。
次回こそ、このテーマを掲載しますので、お楽しみに!
それでは、みなさん、お元気で!
ばねっこ(筆)