土用の丑の日 韓国版
No.2012_04(2012年7月3日 更新)
今回は韓国のPIOLAXよりお送りしたいと思います。皆さん、毎日暑い日が続きますが夏バテぎみなんて事はないでしょうか?昔から夏バテ防止の為に「土用の丑の日にはうなぎ!」と言うことは皆さんご存知ですよね。 私のいる韓国でも「土用の丑の日」と同じように「伏日(ポンナル)」と言う日があります。全部で3回あり初伏(チョボッ)、中伏(チュンボッ)、末伏(マルボッ)と言い今年は7月の18日、28日、8月7日になります。では韓国の伏日(ポンナル)には夏バテ防止に何を食べるかと言うと、一番ポピュラーな物が「参鶏湯(サムゲタン)」です。 参鶏湯は皆さんご存知だと思いますが、もち米や高麗人参、なつめ、栗、銀杏等々を鶏まるごとに詰め込んでじっくりと煮込んだスープの美味しい料理です。その中でも韓国一美味しい!と言われているお店がソウルにある「土俗村(トソクチョン)」です。あのノ・ムヒョン元大統領を初め多くの政治家たちが御忍びで食べに来ているといわれています。そして韓国では結構珍しいのですが、昼夜問わず行列が出来ていて、待ってでも食べたいお店が土俗村です。私は5年位前から知っていますが、早くて15分待ち、時に1時間待ちと言うこともありました。
これが土俗村の参鶏湯です!味と匂いを伝えられない事が非常に残念です。ここの参鶏湯の特徴はなんと言ってもスープの美味しさですから。そして量も十分です。大人でも半分近くの人は完食できません。ましてや色気を出して、チジミやビールなんかを頼んでしまうと完食は絶望的でしょう。
以前に聞いた話ですが、参鶏湯の食べ方は、小さいお皿に塩と胡椒を適量入れ、鶏肉をそのお塩に付けて食べるのが正しいそうです。 しかし私のお勧めは塩と胡椒をスープに少しずつ入れ好みの塩加減で食べる方法です。 スープもお肉も程よい塩加減で最高です。 まだ土俗村の参鶏湯を食べたことの無い方は、是非一度大統領の愛した参鶏湯を試してみては如何ですか? 私はレポートを言い訳に今日も来てしまいました!大満足です。ご馳走様でした。