パイオラックス・インドネシア 2016年 家族の集い
No.2016_03(2016年6月1日 更新)
全社員を対象としたサポートの一環として、パイオラックス・インドネシアは2016年4月8日にカラワンのワンダーランド・アドベンチャー・ウォーターパークで家族の集いを開催しました。ワンダーランド・カワランは、インドネシア西ジャワ州最大のウォーターレクリエーション施設の一つで、パイオラックス・インドネシアから10kmしか離れていません。パイオラックス・インドネシアには170名の社員が在籍し、この集いには、全社員が家族と一緒に参加することができます。 開会の挨拶 この集いは、3人の司会者の案内により午前9時に開会しました。開会の挨拶は、Pantunで始まりました。
開会の挨拶 (撮影: Irsyad)
Pantunとは、列島群の言葉で書かれる長い詩で、インドネシアでは広く知られています。Pantunは、スンダ語のPatuntunに由来し、Paparikanの名で知られています。 Pantunは通常、4行詩(または、4行で記載されるもの)であり、各行は8~12音節で構成され、句末にはa-b-a-bまたは a-a-a-aのパターンの押韻がされます( a-a-b-bや a-b-b-aではいけないことになっています)。 開会スピーチでのPantunです。
(バハサ・インドネシア語) Bangun Pagi ku terus mandi Tidak lupa menggosok gigi Selamat pagi yang cerah ini Untuk karyawan yang ada disini
(訳) 今朝、目覚めてシャワーを浴び 忘れずに歯を磨いて この晴天の朝に挨拶を ここに集いし社員に向かって
続いてのスピーチの主旨はパイオラックス・インドネシア創立の歴史や、今年の家族の集いのテーマ、”Menuju Perubahan” (変革に向けて)にちなみ、全社員が今日から改善を開始し、継続して欲しいという内容でした。スピーチは次のPantunで締めくくられました。
(バハサ・インドネシア語) Burung Irian Burung Cenderawasih Cukup Sekian dan Terima kasih
(訳) イリアン鳥はチェンデラワシの鳥 ご清聴ありがとう
ゲームを楽しむ 開会挨拶が終わり、社員はゲームに参加しました。ゲームは進行役によって進められました。社員は皆、積極的にゲームに参加し、特に水上ゲームに熱中したようです。ゲームを通じて団結力が育成され、コミュニケーションとチームワークが高められたことと思います。
音楽に合わせて楽しそうに踊る社員たち(撮影: Irsyad)
まず、社員は運営委員会が設置したステージの前に集合しました。そしてゲームが始まり、社員は皆、Dangdutに合わせて楽しく踊りました。Dangdutとは、インドネシア音楽のジャンルで伝統的なポピュラー音楽です。 最も白熱したのが水上ゲームでした。各グループはスポンジ・シートを使って空のボトルを水で満タンにしなければなりません。スポンジ・シートはボトルから一番離れたメンバーが水に浸します。そして、そのスポンジをボトルの方に向かって各メンバーがリレーし、一番前の人がボトルの中に水を絞り入れるのです。次のゲームはいかだバトルです。相手チームのメンバーを水に落とせば勝利です。
ゲームに参戦する社員たち(撮影: Mitha)
このゲームの重要な目的は、空のボトルを満たすにも時間やたくさんの工程、チーム内の協力やコミュニケーションが必要だと各社員に気付いてもらうことでした。会社の仕事と同じように、結果を出すにはお互いの協力が不可欠なのです。 勝利チームには、テレビ、冷蔵庫、洗濯機、ミキサー、扇風機、ジューサー、オーブン、商品券など、たくさんの賞品が会社から贈られました。
会社からたくさんの商品が贈られました(撮影: Irsyad)
本年の家族の集いで、パイオラックス・インドネシアの全社員は、気分を新たにしてこれからもっと仕事に邁進できると思います。社員の家族にも参加してもらったことで、インドネシアにおけるパイオラックス、とりわけ我が社に勤務する社員に対するサポートを受けることができるでしょう。